新月・満月の日にエッセイをお届けします
2015年5月18日新月
新緑がきれいで、お散歩するのに気持ちのいい季節になりましたね。
桜のピンクからミドリの世界に移り行く今の時期が、気候も過ごしやすくて大好きです。
菜の花やタンポポを見ていると、春のキイロと野花のパワーに心をパッと明るくしてもらえます。
先日訪れた福島県では、ピンクとミドリとキイロの色とりどりな世界を楽しめて幸せだったし、最近見つけた綿毛が、まだ生まれたて!!
という感じで、今まで見たことないくらいに毛並がきれいでまん丸でした。
まるでミンクでできてる!?
と思えたくらい上質な毛並みでした(笑)
こうした発見や感動も、自然からの貴重なギフトだなぁ。。
と嬉しく思います。
そして、私にとって一番の“心が喜ぶギフト”と言えば、先月の誕生日と母の日に、子どもから嬉しい贈り物がありました( ´ ▽ ` )
感謝状とお手紙には、こう書いてありました。
『感謝状』
お母さんへ
8年間いろいろなことを、
まなばさせていただきました。
これからも元気にけんこうに
そだちます。
◯◯より
そして、0才→8才に成長したという絵が描いてあって、それにはなんだかウルっとしちゃいました。
お手紙には、
『お母さんへ36年がんばってくれてありがとう。これからは、ママのやくにたつことをがんばります。』
カラフルに色が塗ってあったり、可愛らしい絵なども嬉しいですが、一年毎に、メッセージから成長の早さを感じ、その内容には最近は逞しさすらおぼえます。
ママ大すき♡
という一言でも、日頃の疲れが吹き飛びますが、まっすぐに愛情を注ぎながらも、日々悩みながらの子育てなので、こういった折に救われます。
仕事や子育てをしている多くの方々に、きっと「忙しさ」は付き物。
残業や家事に追われて、寝不足だったり自分の時間がもてなかったり…
忙しいという言葉は、文字通り「心を亡くす」と言い換えられたりもしますね。
忙しい日々の中で、気付かないうちに見失っているものは、もしかしたらとても大きなものかもしれません。
私は数年前、一人では立て直せないくらい、心のバランスを大きく崩した時期がありました。
それからは、もっと心の喜ぶことに素直に、ヨガをしたり自然に触れたり、子どもから逆に愛情をもらったり…そういう時間を大事にしています。
母親だからこうすべきとか、子どもがいるから自分の時間を求めてはいけない…
など、一方的な考えを押し付けてくる人や場面もありますが、母親自身が自分を労わり健康で、心からの笑顔がなければ、本当の意味での、“心も健康な子ども”は育たないと思っています。
心の喜ぶことを、もっと大人が積極的に貪欲になってもいいんじゃないかな…
とつくづく感じます。
今夜は新月なので、恒例の願い事リストを書きます。
日常を振り返って、新しい目標や願い事を書き出すだけでなく、嬉しいことや楽しいことを考える時間も作っています。
誰だって、適度な休息やご褒美がなければ頑張れないですよね?
だから、私はこれからも“心の喜ぶギフト”を大切にしていきたいです。
それは、私の人生において最高のギフトでもあります☆
次回は2015年6月3日(満月の日)を予定しています。